神さまが守られる時2021年07月11日

ダビデは主に伺って言った。「行って、このペリシテ人たちを討つべきでしょうか。」主はダビデに言われた。「行け。ペリシテ人を討ち、ケイラを救え。」(中略) ダビデはもう一度、主に伺った。すると主は答えられた。「さあ、ケイラに下って行け。わたしがペリシテ人をあなたの手に渡すから。」 
                       サムエル記第一 23章2~4節

 サムエル記第一23章を読み、印象に残るのは、ダビデが何をするにも神さまにお伺いを立てていることです。上記の聖書箇所も、まさに主に伺っている箇所です。そして神さまのお答えの通り、ダビデはケイラの町をペリシテ人から救います。しかしその後、サウル王が、ケイラの町に下って来ると、ダビデはまた神さまにお伺いを立てます。

ダビデは言った。「ケイラの者たちは、私と私の部下をサウルの手に引き渡すでしょうか。」主は言われた。「彼らは引き渡す。」    
                       サムエル記第一 23章12節

 ダビデの中には、恐らくペリシテ人の攻撃からケイラの町を助けたのだから、自分のことをサウル王に引き渡すことはないのではという予想もあったことでしょう。しかし、神さまに伺い、神さまからはっきり「彼らは引き渡す」と聞くと、ダビデはケイラの町から出て、難を逃れます。

 神さまが守られる時、神さまはあらゆる方法で、またあらゆることを用いて、守り通されることがわかります。23章最後で、サウル王がダビデに迫ってきた時、何が起こったでしょうか。

一人の使者がサウルのもとに来て、「急いで来てください。ペリシテ人がこの国に襲いかかって来ました」と言った。         サムエル記第一23章27節

 サウル王は、ペリシテ人の攻撃に対応するため、ダビデを追うのをやめ、ここでもダビデは守られました。ケイラでは、イスラエルにとって敵であり、ダビデに攻撃されたペリシテ人を用いて、神さまはダビデを守られたのです。
 神さまの守りは、人知を超えていることを覚えつつ、今週も神さまの守りを信じて歩みましょう。 (吉持日輪生)

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