私はどうだろうか ― 2024年03月31日
彼らの父祖の神、主は、彼らのもとに早くからたびたび使者を遣わされた。それは、ご自分の民と、ご自分の住まいをあわれまれたからである。ところが、彼らは神の使者たちを侮り、そのみことばを蔑み、その預言者たちを笑いものにしたので、ついに主の激しい憤りが民に対して燃え上がり、もはや癒やされることがないまでになった。
歴代誌第二36章15~16節
今回で歴代誌第二を読み終えますが、歴代誌第二最後の36章には、どのようなことが記されていたでしょうか。歴代誌第二30章のヒゼキヤ王の改革、そして先週取り上げた歴代誌第二34章のヨシヤ王の改革がなされ、良い感じになりつつあったユダとイスラエルですが、歴代誌第二36章は、「主の目に悪であることを行った」(5節)、「彼は主の目に悪であることを行った」(9節)、「彼はその神、主の目に悪であることを行い、主のことばを告げた預言者エレミヤの前にへりくだらなかった」(12節)、「そのうえ、祭司長全員と民も、異邦の民の忌み嫌うべきすべての慣わしをまねて、不信に不信を重ね、主がエルサレムで聖別された主の宮を汚した」(14節)と、どの王様もひどい状況だったことが記されています。
そのような状況の中、神さまはあきれて何もしなかったのではありません。冒頭引用個所に記されている通り「主は、彼らのもとに早くからたびたび使者を遣わされ」ていました。しかし、ユダとイスラエルの人たちの対応は「神の使者たちを侮り、そのみことばを蔑み、その預言者たちを笑いものにした」とあります。
これらの出来事は、今から数千年前の人たちの姿ですが、今を生きている私たちにも当てはまります。同じです。神さまは、あわれみをもって今も、私たちが自らの罪に、間違いに気付くように様々な出来事を通して、また聖書の言葉を通して、またクリスチャンや、クリスチャンでない方々の言葉を通して語りかけています。神さまは、私たちの心に「たびたび使者を遣わして」くださっているのです。私たちは、そのような「使者」にどのように向き合っているでしょうか。侮っていないでしょうか。蔑んでいないでしょうか。笑いものにしていないでしょうか。
今週も、神さまは、今を生きている私たちに、間違いを、罪を、そして何よりも神さまの愛に気付いてもらいたいからこそ、様々な使者を届けてくださっています。その一つ一つをしっかり受け止めることができるように、祈りつつ、心を目を、心の耳を研ぎ澄まして歩みましょう。 (吉持日輪生)
歴代誌第二36章15~16節
今回で歴代誌第二を読み終えますが、歴代誌第二最後の36章には、どのようなことが記されていたでしょうか。歴代誌第二30章のヒゼキヤ王の改革、そして先週取り上げた歴代誌第二34章のヨシヤ王の改革がなされ、良い感じになりつつあったユダとイスラエルですが、歴代誌第二36章は、「主の目に悪であることを行った」(5節)、「彼は主の目に悪であることを行った」(9節)、「彼はその神、主の目に悪であることを行い、主のことばを告げた預言者エレミヤの前にへりくだらなかった」(12節)、「そのうえ、祭司長全員と民も、異邦の民の忌み嫌うべきすべての慣わしをまねて、不信に不信を重ね、主がエルサレムで聖別された主の宮を汚した」(14節)と、どの王様もひどい状況だったことが記されています。
そのような状況の中、神さまはあきれて何もしなかったのではありません。冒頭引用個所に記されている通り「主は、彼らのもとに早くからたびたび使者を遣わされ」ていました。しかし、ユダとイスラエルの人たちの対応は「神の使者たちを侮り、そのみことばを蔑み、その預言者たちを笑いものにした」とあります。
これらの出来事は、今から数千年前の人たちの姿ですが、今を生きている私たちにも当てはまります。同じです。神さまは、あわれみをもって今も、私たちが自らの罪に、間違いに気付くように様々な出来事を通して、また聖書の言葉を通して、またクリスチャンや、クリスチャンでない方々の言葉を通して語りかけています。神さまは、私たちの心に「たびたび使者を遣わして」くださっているのです。私たちは、そのような「使者」にどのように向き合っているでしょうか。侮っていないでしょうか。蔑んでいないでしょうか。笑いものにしていないでしょうか。
今週も、神さまは、今を生きている私たちに、間違いを、罪を、そして何よりも神さまの愛に気付いてもらいたいからこそ、様々な使者を届けてくださっています。その一つ一つをしっかり受け止めることができるように、祈りつつ、心を目を、心の耳を研ぎ澄まして歩みましょう。 (吉持日輪生)
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