成長を目指す教育と愛の奉仕2019年09月15日

彼に会って、アンテオケに連れて来た。そして、まる一年の間、彼らは教会に集まり、大ぜいの人たちを教えた。弟子たちは、アンテオケで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった。             使徒の働き 11章26節                                    

 茨木聖書教会が推進する6つの働きの三つ目は、「成長を目指す教育」です。アンテオケ教会の成長を目の当たりにしたバルナバは、パウロをアンテオケに連れてきます。そして、アンテオケ教会でバルナバとパウロを中心とした教会教育が始まりました。それから1年にわたって、バルナバとパウロはギリシア人を中心とする、大勢の救われたばかりの人々に教えました。その結果、弟子たちは「キリスト者」(クリスチャン)と呼ばれるようになります。茨木聖書教会もアンテオケ教会にならって、キリストの弟子を生み出していく教育に重点を置いています。アンテオケ2000プランには「すべての新生した信徒はキリストを目標に成熟することができる。」と書かれています。教会学校を始めとする信徒教育の働きは、クリスチャンがイエスさまを目標に成長し、与えられた賜物が家庭、教会、そして地域において用いられて行くことを目的としています。教育部では、より良い教育カリキュラムを検討していますが、大事なことは、私たち一人一人がイエスさまの姿を目指して成長したいと願うことです。
 四つ目の働きは「愛の奉仕」です。キリストのような愛の奉仕者になること、そしてそれぞれの賜物を生かして奉仕の働きを進めていくことが、アンテオケ2000プランに掲げられています。アンテオケ教会の弟子たちは、「それぞれの力に応じて」ユダヤの兄弟姉妹たちに救援物資を送りました(使徒の働き11章29節)。コリント人への手紙第一12章には、すべての信徒がキリストのからだの一器官として、教会にはなくてはならない存在であることが書かれています。どのような奉仕を担当していても、それはキリストのからだを建て上げるために必要不可欠な奉仕であり、誰かのために祈ること、礼拝に出席すること、そしてクリスチャンと交わることも愛の奉仕の一つであることを覚えます。私たちの愛の奉仕を通して、教会が建て上げられ、地域にイエスさまが宣べ伝えられていくことを祈っていきましょう。(笠川路人)

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