主が正しいと見られることを行う2017年12月10日

①あなたに告げたそのしるしと不思議が実現して、「さあ、あなたが知らなかったほかの神々に従い、これに仕えよう」と言っても、     申命記13章2節
②あなたと母を同じくするあなたの兄弟、あるいはあなたの息子、娘、またはあなたの愛妻、またはあなたの無二の親友が、ひそかにあなたをそそのかして、「さあ、ほかの神々に仕えよう」と言うかもしれない。これは、あなたも、あなたの先祖たちも知らなかった神々で、             申命記13章6節
③よこしまな者たちが、あなたがたのうちから出て、「さあ、あなたがたの知らなかったほかの神々に仕えよう」と言って、町の住民を迷わせたと聞いたなら、
                           申命記13章13節

 上記①~③のみことばの共通点は「ほかの神々」ですが、それぞれ少しずつ表現が違います。①は「あなたが知らなかったほかの神々に従い、これに仕えよう」、②は「ほかの神々に仕えよう」、そして③は「あなたがたの知らなかったほかの神々に仕えよう」となっています。さらに「ほかの神々」を紹介する人たちもそれぞれ違います。①は「しるしと不思議を実現させた預言者と夢見る者」が語りかけ、②は「兄弟、息子、娘、愛妻、無二の親友」がそそのかして、とあります。③は「よこしまな者たち」が語りかけています。
 さて私たちは、ここに書かれているような「ほかの神々」へのお誘いがあっても、「私は、ほかの神々になびくようなことは決してない」と強く否定することでしょう。しかし「ほかの神々」ではない、つまり宗教的な神々ではないけれども、聖書の神さま以外に頼るものを「しるしや不思議の実現」を根拠に勧められたり、信頼している「兄弟、息子、娘、愛妻、無二の親友」から誘われたりするとどうでしょうか。聖書の神さまを信じ、信頼しつつ、ほんの少しならと、誘われるこの世の知恵や、方法に頼ろうとしてしまう自分がいないでしょうか。
 申命記13章一番最後の言葉は、「あなたは、必ずあなたの神、主の御声に聞き従い、私が、きょう、あなたに命じるすべての主の命令を守り、あなたの神、主が正しいと見られることを行わなければならない」(申命記13章18節)です。主が正しいと見られることを今週も行っていきましょう。(吉持日輪生)

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