神さまの創造の時から2017年06月25日

娘たちは、自分たちの神々にいけにえをささげるのに、民を招いたので、民は食し、娘たちの神々を拝んだ。こうしてイスラエルは、バアル・ペオルを慕うようになったので、主の怒りはイスラエルに対して燃え上がった。
民数記25章2~3節 
 
民数記25章では、イスラエルの民がモアブの娘たちと関わり、影響され、娘たちの神々を拝むようになっていく姿が記されています。女性が持っている影響力の強さを感じます。けれどもこのような女性の特徴は、ここだけではありません。聖書の初めから、この天地が創造された時から見ることのできる特徴です。創世記2章で女性が造られる経緯が記されていますが、そこにはこのように書かれています。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう」(創世記2章23節a)。この表現は、男性にとって「女」が、「私の骨」「私の肉」と言いたくなる程、私(男性)の中に影響を与え、なくてはならない存在であることが、言い表わされている叫びとして読むことができます。さらに創世記3章では、その具体例として、神さまから食べてはならないと命じられていた木の実を、女に影響され、男が食べてしまう出来事が記されています。
このような創造の時からの「女」の特徴をふまえて民数記25章を読むと、創世記に記されているのと同様、イスラエルの民も、モアブの娘たちから影響を受け、異教の神バアル・ペオルを慕うようになっています。まさに女性の影響力は絶大です。
ですから私たちも、聖書を通して、男性は、女性に影響されやすい弱さがあることをよくわきまえつつ歩みましょう。また女性は、男性に影響を与えやすい神さまからのこの素晴らしい賜物が与えられていることを意識し、その賜物を、悪い影響を与えるために用いるのではなく、良い影響を与えるために用いるように心がけましょう。
今週も、男性、女性、それぞれの特徴を活かしつつ、神の家族としての歩みを共に進めていきましょう。(吉持日輪生)

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