20150628 人生の転機2015年06月28日

「私たちは神の作品であって、良い行いをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行いに歩むように、その良い行いをもあらかじめ備えて下さったのです。」            エペソ人への手紙2章10節

中学校に進学して状況は大きく変わりました。進学と同時に友人と離れ離れになり、クラスにもなかなか馴染むことができず、クラブ活動以外は比較的静かな中学校生活を送っていました。思春期に入ってからは素直な信仰を持つことが出来なくなり、聖書の教えに疑いを持つようにもなって来ました。人生の意味や教会に通う理由が分からなくなり悶々としていました。教会の青年会メンバーのように熱心で活き活きとしたクリスチャンに内心憧れつつも、どうやったら熱心なクリスチャンになれるのか分かりませんでした。そんな私に人生の転機は突然訪れました。高校受験が差し迫った中学3年生の冬、12月31日に行われた除夜祈祷会で、「聖書を読みなさい、私を求めなさい」という神さまの語りかけを聞きました。心の中で「聖書を読みたい」という熱い思いが込み上げてきて、家に帰った後に、聖書を開くとエペソ人への手紙2章10節のみことばが示されました。ここに私の人生の目的がはっきりと書いてありました。それから毎日朝と晩に聖書を読み、思ったことをひたすらノートに書き綴る生活を続けました。そして3ヵ月後に私の心は完全に変えられました。それまで人間関係が苦手だった私が、神さまとの個人的な関係を持つようになってから、活動的になり、人間関係を楽しむようになりました。それは神さまが私を愛して共にいて下さるので、もう人を恐れる必要がないということが分かったからです。それから5ヵ月後の高校1年生の夏に参加した教団主催の青年宣教大会で、献身の招きに応じ、自分の生涯をフルタイムの献身者として捧げる決心をしました。あの除夜祈祷会を導いて下さったのが当時伝道師であった吉持日輪生先生であり、青年宣教大会での献身の招きをして下さったのが、お父様である吉持章先生であったことも神さまの不思議な導きを覚えます。次回は15歳で献身の決心をしてから、神学校に行くまで17年もかかった理由、大学・社会人時代をお分かちさせて頂ければと思います。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mikotoba.asablo.jp/blog/2015/06/28/7685594/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。