20150621 あなたの若い日に2015年06月21日

「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」 伝道者の書12章1節a

みなさんこんにちは。伝道師の笠川路人です。5月17日に茨木聖書教会の伝道師として着任いたしました。どうぞ宜しくお願い致します。今週から15週にわたって、自己紹介と神学校で学んだことについてお分かちさせて頂きたいと思います。私は1979年3月31日に牧師家庭の二番目の子供、長男として埼玉県狭山市に生まれました。両親の転任と共に、小学校1年生の春に茨城県波崎町(現神栖市)に、そして小学校4年生の冬に大阪府茨木市に移り住みました。太平洋に面した小さな町から、大阪の郊外の茨木市に移り住んだのは私にとって大きな変化でした。当時の水尾小学校4年4組のクラスメイトは標準語を話す私に一生懸命、大阪弁を教えてくれました。「買い物行ったら『おおきに』って言わなあかんねんで」と言われた時には「これはすごいところに来てしまった」と内心思ったのを覚えています。慣れない環境に戸惑いや心細さを覚えることもありましたが、逆に茨木聖書教会で出来た同世代の友人達、そして中高生や青年のお兄さん、お姉さん達は私にとって大きな心の支えになったのを覚えています。教会は私にとって安心できる居場所になっていきました。日曜日は朝7時から8時過ぎまで同世代のクリスチャンホームの友人と野球の練習、朝9時の教会学校と10時半の礼拝に出席した後には、お昼過ぎから夕方まで教会の友人と一緒に遊んでいました。とにかく毎週楽しく過ごしていたのを覚えています。そして2年後の小学校6年生の12月に父と母の勧めにより、洗礼を受けることになりました。早速、洗礼式のための証の準備を始めましたが、証の中で紹介する聖書箇所を決めるのにとても苦労をしました。結局どの聖書箇所がふさわしいか両親に尋ねたところ、「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」伝道者12章1節の御言葉を勧めてくれました。このように素直に神さまを信じていた時期に両親の勧めによって受洗をすることが出来たのは、神さまの時であり恵みであったと思います。中学生になってから思春期を経験することになりますが、小さい頃の教会での経験は今でも私の教会生活と信仰の支えとなっていることを覚えます。