20130428 愛は人を妬みません2013年04月28日

「愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。」             
  コリント人への手紙第一13章4節

 聖書は妬みがいかに私たちの人生を台無しにするかを教えています。あらゆる罪の根は妬みから出てくると言われます。ヤコブの手紙3章16節に「ねたみや敵対心のあるところには、秩序の乱れや、あらゆる邪悪な行ないがあるからです。」とあります。妬みは2つの形で表されます。一つは他の人が自分よりも良いものを持っている時、それを欲しがることです。もう一つは他の人が持っているものを失うことを願うことです。それは他の人のために悪いことを願うことで、より破壊的な妬みと言えます。上記の聖書箇所において「愛は人をねたみません」とあります。妬みと愛とは両立しません。互いに愛し合う祝福に満ちた人生を送ろうと願うなら、妬みを取り除く必要があります。ではどのようにして私たちの人生から妬みを取り除くことができるのでしょうか。
 第一に、決して自分を他の人と比較しないことです。私たちは絶えず他の人と比較して生きています。比較する時、私たちは必ず優越感と劣等感との間を行き来することになります。自分よりも良いものを持っている人に劣等感を抱き、自分の方が良いものを持っていると思う時に優越感を抱くものだからです。私たちが他の人と比較する時、その根には妬みがあることを覚えることです。第二に、自分に与えられているものに満足することです。私たちは自分をあるがままで受け入れることが必要です。また今与えられているものに感謝し満ち足りることです。日本人の働く人の平均年収は409万円で、これは世界でトップ4%の富裕層に入るそうです。日ごろ収入に不満を持っている人でも、世界の人々がどれほど貧しい中に置かれているかを知ることは私たちの考えを変えさせてくれます。第三に、他の人に注がれている神様の祝福をともに喜ぶことです。聖書は「喜ぶ者といっしょに喜び、泣く者といっしょに泣きなさい。」とあります。「良かったね」とともに喜ぶ者になりましょう。

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