20130127 心配しないで神様に拠り頼む2013年01月27日

「だから、わたしはあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。」                 マタイの福音書6章25節

 イエス様は上記の聖書箇所で「心配するな!」と私たちに語っておられます。当時の人々は食べること、飲むこと、着ることに苦労していました。物で満ち溢れる現代社会に生きる私たちにとって、このメッセージをそのまま受け入れることはなかなか難しいことです。今私たちが何を食べようかと言うとき、それはいろいろなメニューの中からどれを選択するかということです。イエス様の時代のパレスティナでは、しばしば雨量が少なくなることがありました。そうすると、飲み水に困り、作物の収穫に影響し、その結果着るものを手に入れることも難しくなったのです。「心配するな!」というメッセージは、人間が生きていく上で必要不可欠な食べ物、飲み物、そして着る物を手に入れることが困難な状況に置かれていた人々に対して語られたのです。
 イエス様は心配に打ち勝つためには神様に目を向けることだと教えています。私たちが神様について次の3つのことを覚えるとき、心配から解放され真の満たしと平安を得ることができるのです。第一に、神様はすべてのものを所有しておられることです。聖書に「地とそれに満ちているもの、世界とその中に住むものは主のものである」とあります。私が持っているものも、すべては神様の所有物なのです。第二に、神様はすべてのものを支配しておられることです。どんな状況の中に置かれていても、私たちの天の父である神様が愛の御手をもって支配しておられ、最善に導かれるのです。第三に、神様はすべてのことを備えるお方であることです。聖書に「私の神は、キリスト・イエスにあるご自身の栄光の富をもって、あなたがたの必要をすべて満たしてくださいます。」とあります。私たちは地上の物に心を囚われていくとき、心配し思い煩うものです。しかし神様に目を向け、より頼むとき、心配が取り除かれるのです。

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