20121125 塩として、光として2012年11月25日

「あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、何によって塩けをつけるのでしょう。・・・ あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れることができません。」 マタイの福音書5章13、14節
 イエス様が弟子たちに「あなたがたは地の塩です。あなたがたは世界の光です。」と言われたとき、それはどんな意味で語ったのでしょうか。それは塩と光が持つ影響力について語ったのです。塩は食物の中に振り入れられたときその腐敗を防ぐ働きがあります。イエス様は弟子たちに、罪と不道徳とが満ちているこの地上にあって、塩としての働きが使命としてあることを教えたのです。塩のきき方はじわっと少しずつ作用していきます。直接というより間接的な作用です。イエス様は弟子たちに、彼らの生き方を通じてイエス様の聖さと愛とを証しするように教えたのです。コリント人への手紙第一に「あなた方は食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神の栄光を現わすためにしなさい。」(10章31節)とあります。
 また光はもっと積極的に、そして直接的な働きをします。光は暗やみをパッと明るくします。この世界は罪のゆえに暗闇が支配しています。人の心は闇の中に置かれています。イエス様は弟子たちに彼らは暗やみを照らす光であると語られたのです。塩であるとは、行いを通して間接的にイエス様を証しすることですが、光であるとは、直接的にことばをもってはっきりとイエス様のことを証しすることです。行いを通して証しするだけでは不十分です。ことばをもって明確に伝えなければ、神様の福音のメッセージをこの世界の人々に伝えていくことはできません。塩であれ、また光であれその源が私たちの自身の中にあるのではありません。その源はイエス様です。私たちイエス様の弟子たちが塩と光になれるのはイエス様にしっかり結びついているからです。地の塩、世界の光としてイエス様を証ししましょう。

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