神さまがくださるしあわせは大きい2017年03月19日

さて、モーセは、彼のしゅうとミデヤン人レウエルの子ホバブに言った。「私たちは、主があなたがたに与えると言われた場所へ出発するところです。私たちといっしょに行きましょう。私たちはあなたをしあわせにします。主がイスラエルにしあわせを約束しておられるからです。」
彼はモーセに答えた。「私は行きません。私の生まれ故郷に帰ります。」
そこでモーセは言った。「どうか私たちを見捨てないでください。あなたは、私たちが荒野のどこで宿営したらよいかご存じであり、私たちにとって目なのですから。私たちといっしょに行ってくだされば、主が私たちに下さるしあわせを、あなたにもおわかちしたいのです。」                         民数記10章29~32節 

「ミデヤン人レウエル」この人を覚えているでしょうか。モーセが40歳の時、エジプトにおいて個人的な思いで始めた同胞イスラエル人救済の取り組みに失敗し、ミデヤンの地に逃れた時に出会った家族の長がレウエルでした(出エジプト記2章)。そしてモーセは、そのレウエルの娘と結婚し、子どもが与えられます。その後40年間、モーセはミデヤンの地でレウエル家族と一緒に住み、その地域を知るわけですが、その地とは、まさに出エジプトで旅をする地域でした。
しかし40年間、住み慣れた地域でも、モーセはレウエルの子ホバブに「どうか私たちを見捨てないでください。あなたは、私たちが荒野のどこで宿営したらよいかご存じであり、私たちにとって目なのですから」と助けを求めています。それと同時に、お世話になったレウエル家族に「主が私たちに下さるしあわせを、あなたにもおわかちしたいのです」と、神さまからのしあわせを受けてもらいたいとの思いも見うけられます。
「主が私たちに下さるしあわせ」は、小さなものではありません。イエスさまもこのように言われています。「わたしの弟子だというので、この小さい者たちのひとりに、水一杯でも飲ませるなら、まことに、あなたがたに告げます。その人は決して報いに漏れることはありません」(マタイ10章42節)。
クリスチャンであるあなたと共に歩む家族のひとりひとりの上にも、神さまからのしあわせ(恵み)と報いがあることを信じて今週も歩みましょう。(吉持日輪生)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mikotoba.asablo.jp/blog/2017/03/19/8410518/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。