20141102 神さまとじっくり話そう!2014年11月02日

アブラハムは近づいて申し上げた。「あなたはほんとうに、正しい者を、悪い者といっしょに滅ぼし尽くされるのですか。         創世記18章23節

アブラハムは、神の人に上記聖書箇所の問いをぶつけ、神さまがソドムの町を滅ぼそうと考えておられることに対して、正しい人が50人いても、45人いても、40人いても、30人いても、20人いても、そして最終的には10人いても、ソドムを滅ぼされるのかと問い続けます。しかし創世記19章を読むと、ソドムにいた正しい人は、多く見積もってもロトとロトの妻、そしてロトの2人の娘の合計4人。しかもロトの妻は、途中で塩の柱になってしまいますから、ロトとロトの2人の娘ということになるかもしれません。全知全能なる神さまは、最初からソドムには3人ないし4人しか正しい人がいないことをご存知でした。しかし神さまはアブラハムとの会話を続けられ、最後にアブラハムが訴えた10人より少ない、たったロトの家族4人のために彼らを救い出し、ソドムの町を滅ぼされました。
ここに神さまの2つの姿が現されています。一つは神さまに似せて造られた人間との会話を大切にされる神さまの姿。もう一つは神さまに似せて造られた人間以上にあわれみ深い神さまの姿です。神さまは、全てを知っておられるけれども、私たちが悩んでいること、困っていることを、私たちのことばを通して聞きたいのです。話してくれるのを待っていてくださるお方です。ですから私たちは、祈りを通して何でも神さまにお話しします。神さまは「忙しいから、また後で」とは言わず、私たちの話をじっくり聞いて下さり、一緒に悩み、一緒に考えて下さいます。神さまには答えが見えていても、私たちが気付くまで話しを聞いて下さるお方です。この世のカウンセラーや、相談員以上に神さまは聞いて下さいます。なぜなら神さまのあわれみ深さは、私たち人間のあわれみ深さとは比べものにならないほどに大きいからです。
私たちは、このような神さまとじっくりお話ししながら、神さまのとてつもなく大きなあわれみ深さに育まれつつ歩むことができるのです。ハレルヤ。

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