20141026 全能なる神さまとの契約2014年10月26日

アブラムが九十九歳になったとき主はアブラムに現れ、こう仰せられた。「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。                創世記17章1節

創世記17章の特徴は、「契約」ということばです。上記の聖書箇所には「契約」ということばは登場しませんが、17章全体でその数は10回(2節、4節、7節、9節、10節、11節、13節、14節、19節、21節)。17章は27節までありますので、3節ごとに1回以上登場する計算になります。また私たちが手にしているこの「聖書」も「旧約聖書」「新約聖書」に分かれていますが、ここには「旧い契約」と「新しい契約」という意味があります。
さてこのように聖書の神さまは、「契約」を好まれる神さまですが、契約にとって大事なことは、契約の相手がどういう存在かということと、その内容です。どんなにすばらしい内容であっても、契約を結ぶ相手が信用ならない存在であれば、そのような契約は結ぶ意味がありません。なぜならその相手が契約通り対応してくれるのか不確かだからです。
では私たちが、契約を結ぼうとしている聖書の神さまはどのようなお方でしょうか。そのことが上記聖書箇所に記されています。「わたしは全能の神である」と。「全能」とは、漢字の通り「全てを能(あた)う」お方です。つまり、すべてのことを行なうことのできるお方です。ですから私たちは安心してこの神さまと契約を結んでいいのです。契約を結ぶ時、神さまはすべてのことがおできになるお方だからこそ、聖書に記されている一つ一つの約束を、あなたの上になしてくださいます。
イエスさまは、このようにも語られています「まことに、あなたがたに告げます。天地が滅びうせない限り、律法の中の一点一画でも決してすたれることはありません。全部が成就されます」(マタイ5章18節)と。神さまの全能さ、そして神さまの約束の確かさに土台を据え、それぞれの人生を建て上げていきましょう。

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