「祈り」の結果2024年06月23日

アルタクセルクセス王の第二十年のニサンの月に、王の前にぶどう酒が出されたとき、私はぶどう酒を取り、王に差し上げた。それまで、私は王の前で気持ちが沈んでいたことはなかった。すると、王は私に言った。「病気でもなさそうなのに、なぜ、そのように沈んだ顔をしているのか。きっと心に悲しみがあるに違いない。」私は非常に恐れて…
                    ネヘミヤ記2章1~2節

 冒頭引用個所のみを読むと、アルタクセルクセス王の気配りのすごさ、すばらしさを感じさせられますが、この場面、状況に至るまでに、たくさんの祈りが献げられていた事実を私たちは読み落としてはいけません。

このことばを聞いたとき、私は座り込んで泣き、数日の間嘆き悲しみ、断食して天の神の前に祈った。                   ネヘミヤ記1章4節

どうか、あなたの耳を傾け、あなたの目を開いて、このしもべの祈りを聞いてください。私は今、あなたのしもべイスラエルの子らのために、昼も夜も御前に祈り、私たちがあなたに対して犯した、イスラエルの子らの罪を告白しています。まことに、私も私の父の家も罪を犯しました。          
                     ネヘミヤ記1章6節

ああ、主よ。どうかこのしもべの祈りと、喜んであなたの名を恐れるあなたのしもべたちの祈りに耳を傾けてください。どうか今日、このしもべに幸いを見させ、この人の前で、あわれみを受けさせてくださいますように。」そのとき、私は王の献酌官であった。                     
                     ネヘミヤ記1章11節

 このようにネヘミヤは、「断食して天の神の前に祈り」(4節)、「昼も夜も御前に祈り」(6節)、「このしもべの祈り、あなたのしもべたちの祈り」(11節)とあるように、たくさんの「祈り」を、昼も夜も献げ、その結果が下記の通りでした。

そして、私に恵みを下さった私の神の御手のことと、また王が言ったことばを彼らに告げた。すると彼らは「さあ、再建に取りかかろう」と言って、この良い仕事に着手した。
                     ネヘミヤ記2章18節

 今週も、「祈り」ましょう。年間聖句の中にある通り「絶えず祈り」ましょう。 (吉持日輪生)

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