「立て」と言われる神さま2020年04月19日

主はヨシュアに告げられた。「立て。なぜ、あなたはひれ伏しているのか。                       ヨシュア記7章10節

立て。民を聖別せよ。そしてこう言え。あなたがたは、明日のために自らを聖別しなさい。                ヨシュア記7章13節

 神さまは、ここでヨシュアに「立て」(10節)、「立て」(13節)と語られます。
 アカンの「聖絶の物の一部を取った」罪のゆえに、アイという町との戦いに敗れたヨシュアは、意気消沈し、焦りを覚え、うなだれていました。
 そのようなヨシュアに、神さまが語られた言葉が、上記の聖書個所です。ここから天地万物を創造された神さまの励まし方が見えてきます。13節に「明日のために」ということばがありますが、神さまは、過去ばかりを見るお方ではなく、また明日だけに目を向けるお方でもありません。「明日のために、今日、今、何をするのか」を示してくださいます。イエスさまも次のように語られています。

まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。
                  マタイの福音書6章33~34節

イエスさまの十字架によって過去の罪を赦していただき、イエスさまが共にいて下さるゆえに「明日の心配」を取り除いていただき、「立て」と言われる神さまに励まされつつ、「明日のために」今日という日を、一日一日大切にして歩みましょう。                 (吉持日輪生)

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