20151220 見守り、気をつけ、注意する ― 2015年12月20日
あなたがたはこの月の十四日までそれをよく見守る。そしてイスラエルの民の全集会は集まって、夕暮れにそれをほふり、 出エジプト記12章6節
出エジプト記12章は「過越の祭」の原点となる出来事が記されています。「過越の祭」とは、二本の門柱とかもいに羊の血が塗られた家には、神さまからの裁きが過ぎ越して行った、そのことを記念するお祭りです。
このお祭りの細かい内容は、3節に「この月の十日に、おのおのその父祖の家ごとに、羊一頭を、すなわち、家族ごとに羊一頭を用意しなさい」とあり、そしてその用意した羊は、上記6節へとつながります。つまり「10日~14日」は、選んだ羊を見守り、そしてほふるのです。さらにそれが終わると今度は18節「最初の月の十四日の夕方から、その月の二十一日の夕方まで、種を入れないパンを食べなければならない」と書かれています。つまり「パン種(イースト菌)」を入れないように気をつける期間となります。イエスさまもマタイ16章6節で「イエスは彼らに言われた。『パリサイ人やサドカイ人たちのパン種には注意して気をつけなさい。』」と「パン種」を注意し、気をつけるものとして表現しています。また「過越の祭」の特徴である「二本の門柱とかもいに塗る羊の血」も、血の色は赤ですから、ここにも「注意」というイメージが重なります。
つまり「過越の祭」の背景には、「見守り」「気をつけ」「注意する」そういったテーマを読み取ることができます。2015年もあと10日間で終わろうとしています。もう一度神さまの前にこの一年を振り返り、イエスさまを「見守り」、悪いパン種に「気をつけ」「注意する」時を持ちつつ、新年に備えましょう。 (吉持日輪生牧師)
出エジプト記12章は「過越の祭」の原点となる出来事が記されています。「過越の祭」とは、二本の門柱とかもいに羊の血が塗られた家には、神さまからの裁きが過ぎ越して行った、そのことを記念するお祭りです。
このお祭りの細かい内容は、3節に「この月の十日に、おのおのその父祖の家ごとに、羊一頭を、すなわち、家族ごとに羊一頭を用意しなさい」とあり、そしてその用意した羊は、上記6節へとつながります。つまり「10日~14日」は、選んだ羊を見守り、そしてほふるのです。さらにそれが終わると今度は18節「最初の月の十四日の夕方から、その月の二十一日の夕方まで、種を入れないパンを食べなければならない」と書かれています。つまり「パン種(イースト菌)」を入れないように気をつける期間となります。イエスさまもマタイ16章6節で「イエスは彼らに言われた。『パリサイ人やサドカイ人たちのパン種には注意して気をつけなさい。』」と「パン種」を注意し、気をつけるものとして表現しています。また「過越の祭」の特徴である「二本の門柱とかもいに塗る羊の血」も、血の色は赤ですから、ここにも「注意」というイメージが重なります。
つまり「過越の祭」の背景には、「見守り」「気をつけ」「注意する」そういったテーマを読み取ることができます。2015年もあと10日間で終わろうとしています。もう一度神さまの前にこの一年を振り返り、イエスさまを「見守り」、悪いパン種に「気をつけ」「注意する」時を持ちつつ、新年に備えましょう。 (吉持日輪生牧師)
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