「ろば」のように用いられたい ― 2025年08月17日
だれが野ろばを解き放ったのか。だれが野生のろばの綱をほどいたのか。わたしが、荒れた地をその家とし、不毛の地をその住みかとしたのだ。
ヨブ記39章5~6節
ヨブ記38章からの「主(神さま)の発言」は、様々な知恵、知識に満ちています。ヨブ記39章では、様々な生き物が登場します。「野やぎ」「雌鹿」(1節)、「野ろば」(5節)、「野牛」(9節、10節)、「だちょう」「こうのとり」(13節)、「馬」(18節)、「いなご」(20節)、「鷹」(26節)、「鷲」(27節)。
ヨブ記39章を読みながら、冒頭で引用した「野ろば」の個所が気になりました。その理由は、新約聖書の以下の個所と重なるところがあるからです。
「向こうの村へ行きなさい。そうすればすぐに、ろばがつながれていて、一緒に子ろばがいるのに気がつくでしょう。それをほどいて、わたしのところに連れて来なさい。もしだれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐに渡してくれます。」
マタイの福音書21章2~3節
イエスさまは、その後、ほどいて連れて来られた子ろばに乗って、エルサレムに入場します。ヨブ記39章18節から登場する「馬」は、旧約聖書の時代から軍馬として「戦い」によく登場しますが、「ろば」は出来事の大事な場面で用いられています。
神は仰せられた。「あなたの子、あなたが愛しているひとり子イサクを連れて、(中略)彼を全焼のささげ物として献げなさい。」翌朝早く、アブラハムはろばに鞍をつけ、二人の若い者と一緒に息子イサクを連れて行った。
創世記22章2~3節前半
主の使いは彼に言った。「何のために、あなたは自分のろばを三度も打ったのか。わたしが敵対者として出て来ていたのだ。あなたがわたしの道を踏み外していたからだ。ろばはわたしを見て、三度もわたしから身を避けた。もし、ろばがわたしから身を避けていなかったなら、わたしは今すでに、あなたを殺して、ろばを生かしていたことだろう。」
民数記22章32~33節
そしてイエスさまのエルサレム入城に用いられた「子ろば」です。
私たちも、戦いのための「軍馬」ではなく、「ろば」のように、様々な大事な場面で用いてもらえる者となりましょう。 (吉持日輪生)
ヨブ記39章5~6節
ヨブ記38章からの「主(神さま)の発言」は、様々な知恵、知識に満ちています。ヨブ記39章では、様々な生き物が登場します。「野やぎ」「雌鹿」(1節)、「野ろば」(5節)、「野牛」(9節、10節)、「だちょう」「こうのとり」(13節)、「馬」(18節)、「いなご」(20節)、「鷹」(26節)、「鷲」(27節)。
ヨブ記39章を読みながら、冒頭で引用した「野ろば」の個所が気になりました。その理由は、新約聖書の以下の個所と重なるところがあるからです。
「向こうの村へ行きなさい。そうすればすぐに、ろばがつながれていて、一緒に子ろばがいるのに気がつくでしょう。それをほどいて、わたしのところに連れて来なさい。もしだれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐに渡してくれます。」
マタイの福音書21章2~3節
イエスさまは、その後、ほどいて連れて来られた子ろばに乗って、エルサレムに入場します。ヨブ記39章18節から登場する「馬」は、旧約聖書の時代から軍馬として「戦い」によく登場しますが、「ろば」は出来事の大事な場面で用いられています。
神は仰せられた。「あなたの子、あなたが愛しているひとり子イサクを連れて、(中略)彼を全焼のささげ物として献げなさい。」翌朝早く、アブラハムはろばに鞍をつけ、二人の若い者と一緒に息子イサクを連れて行った。
創世記22章2~3節前半
主の使いは彼に言った。「何のために、あなたは自分のろばを三度も打ったのか。わたしが敵対者として出て来ていたのだ。あなたがわたしの道を踏み外していたからだ。ろばはわたしを見て、三度もわたしから身を避けた。もし、ろばがわたしから身を避けていなかったなら、わたしは今すでに、あなたを殺して、ろばを生かしていたことだろう。」
民数記22章32~33節
そしてイエスさまのエルサレム入城に用いられた「子ろば」です。
私たちも、戦いのための「軍馬」ではなく、「ろば」のように、様々な大事な場面で用いてもらえる者となりましょう。 (吉持日輪生)
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