「主の励ましは変わらない」2023年07月16日

それから、ダビデはその子ソロモンに言った。「強く、雄々しく、事を成し遂げなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。神である主、私の神が、あなたとともにいてくださるのだから。主は、あなたを見放さず、あなたを見捨てず、主の宮の奉仕に関わるすべての仕事を完成させてくださる。見よ。神の宮のあらゆる奉仕のために祭司とレビ人の各組がいる。どんな仕事でも、あらゆる奉仕のために知恵をもって進んで事に当たる者がみな、あなたとともにいる。首長たちとすべての民は、あなたの命令すべてに従う。」      歴代誌第一 28章20~21節

 上記引用箇所にある「強く、雄々しく、事を成し遂げなさい。恐れてはならない。おののいてはならない。神である主、私の神が、あなたとともにいてくださるのだから。主は、あなたを見放さず、あなたを見捨てず…」とは、本当に心強いおことばです。
 同じような励ましが、エジプトを脱出する時のリーダーとなったモーセからヨシュアにも語られています。

わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたが行くところどこででも、あなたの神、主があなたとともにいるのだから。                
                         ヨシュア記 1章9節

 丁寧に読むならば、上記ヨシュア記1章9節において、ヨシュアは、直接神さまから励ましを受けているのに対して、ソロモンは、ダビデ王から励ましを受けています。しかしダビデ王自身が、ヨシュアと同じように神さまから直接励ましを受け続けてきたからこそ、神さまの励ましと似ているのでしょう。そしてこの神さまの励ましの根拠、大前提は「あなたが行くところどこででも、あなたの神、主があなたとともにいるのだから」(ヨシュア記1章9節)であり、「神である主、私の神が、あなたとともにいてくださるのだから。主は、あなたを見放さず、あなたを見捨てず」(歴代誌第一28章20節)です。
 「主(神さま)がともにおられる」「神がともにいてくださる」。これは時代が変わろうと、状況が変わろうと変わることのない神さまからのメッセージであり、約束です。今週も、その神さまを信じ、励ましをいただき、力強く歩ませていただきましょう。 (吉持日輪生)