20121007 神様の視点に立つ2012年10月07日

「烏のことを考えてみなさい。蒔きもせず、刈り入れもせず、納屋も倉もありません。けれども、神が彼らを養っていてくださいます。あなたがたは、鳥よりも、はるかにすぐれたものです。」               ルカの福音書12章24節

 私たちは自分自身をどう見ているでしょうか。自分をどう見るかはとても重要です。その視点は自分自身の人生を作り上げていくからです。自分をできない者と考えるなら、その人は本当にできない者になっていくのです。また自分を情けない人間だと考えるなら、その人は本当に情けない人間になっていくのです。自分自身をどう見るかは私たちの人生を作り上げていくのです。
 さて上記聖書箇所はイエス様が私たちをどう見ておられるかを示唆しているものです。空の鳥は蒔きもせず、刈り入れもせず、納屋も倉もありませんが、神様は彼らを十分に養ってくださっています。イエス様は私たち人間が鳥よりもはるかに優れたものではないかと言っておられます。空の鳥でさえ、神様は十分に世話をしておられるのです。まして人間は神様のかたちに似せて造られた者です。神様は私たち人間を鳥以上に心配してくださり、助けと守りを与えてくださるのです。
 私たちの尊さは私たちが持っているもので測られるのではありません。また私たちが生み出すことができる利益によって測られるのでもありません。私たちの尊さは神様が私たちにどのような値を付けるかによって測られるのです。イエス様の十字架は神様が私たちをどれほどの代価をもって買い取ろうとしたかを示しているのです。神様は私たちを罪から救うために、ご自分の御子イエス様を惜しまずに死に渡されたのです。聖書は「キリストが代わりに死んでくださったほどの人」と言うことによって、神様の目には私たち一人一人がどれほど高価で尊い存在であるかを示しているのです。
 私たちは私たちの視点を大きく転換するべきです。いままで幼いころから築かれてきた自分に対する視点を捨てて、神様が私たちをどう見ておられるかという神様の視点を自分の視点とすることです。それは私たちの人生を大きく変えていくのです。

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