主に信頼し、主のことばを守り、主に尋ねつつ歩む ― 2023年03月19日
このように、サウルは主の信頼を裏切った不信の罪のゆえに死んだ。彼は主のことばを守らず、霊媒に伺いを立てることまでして、主に尋ねることをしなかった。そのため、主は彼を殺し、王位をエッサイの子ダビデに回された。
歴代誌第一 10章13~14節
歴代誌第一10章の内容は、サムエル記第一31章とほぼほぼ同じです。例えば歴代誌第一10章3節を比べてみるとこのようになります。
歴代誌第一10章3節:攻撃はサウルに集中し、射手たちが彼を狙い撃ちにしたので、彼は射手たちのゆえに傷を負った。
サムエル記第一31章3節:攻撃はサウルに集中し、射手たちが彼を狙い撃ちにしたので、彼は射手たちのゆえにひどい傷を負った。
歴代誌第一10章では「傷を負った」が、サムエル記第一31章では「ひどい傷を負った」となっています。これくらいの差異しかない歴代誌第一10章とサムエル記第一31章ですが、明確に違うところは、歴代誌第一10章には、冒頭のことばが最後に記されていますが、サムエル記第一31章にこの内容は記されていないところです。
まさにそこに「省略された記録第一巻」(「歴代誌」という書物名のギリシア語直訳)としての「歴代誌第一」の使命が果たされているのです。
しかしこの「歴代誌」に記されているサウル王に対する総括は、とても厳しい内容です。もしこのような内容で「死」がもたらされるならば、私たちもサウルと同じく「死」しかないと思わされます。「主の信頼を裏切った不信の罪」も、「主のことばを守らず、(中略)主に尋ねることをしなかった」罪も、私たちの内には幾度もあるからです。しかし、まだ「死」を迎えることなく、生かされているのは、ただただイエスさまの十字架による「罪の贖い」があるからです。
今週も、神さまのあわれみの中、生かされている恵みを朝ごとに思い返し、主に信頼し、主のことばを守り、主に尋ねつつ歩みましょう。 (吉持日輪生)
歴代誌第一 10章13~14節
歴代誌第一10章の内容は、サムエル記第一31章とほぼほぼ同じです。例えば歴代誌第一10章3節を比べてみるとこのようになります。
歴代誌第一10章3節:攻撃はサウルに集中し、射手たちが彼を狙い撃ちにしたので、彼は射手たちのゆえに傷を負った。
サムエル記第一31章3節:攻撃はサウルに集中し、射手たちが彼を狙い撃ちにしたので、彼は射手たちのゆえにひどい傷を負った。
歴代誌第一10章では「傷を負った」が、サムエル記第一31章では「ひどい傷を負った」となっています。これくらいの差異しかない歴代誌第一10章とサムエル記第一31章ですが、明確に違うところは、歴代誌第一10章には、冒頭のことばが最後に記されていますが、サムエル記第一31章にこの内容は記されていないところです。
まさにそこに「省略された記録第一巻」(「歴代誌」という書物名のギリシア語直訳)としての「歴代誌第一」の使命が果たされているのです。
しかしこの「歴代誌」に記されているサウル王に対する総括は、とても厳しい内容です。もしこのような内容で「死」がもたらされるならば、私たちもサウルと同じく「死」しかないと思わされます。「主の信頼を裏切った不信の罪」も、「主のことばを守らず、(中略)主に尋ねることをしなかった」罪も、私たちの内には幾度もあるからです。しかし、まだ「死」を迎えることなく、生かされているのは、ただただイエスさまの十字架による「罪の贖い」があるからです。
今週も、神さまのあわれみの中、生かされている恵みを朝ごとに思い返し、主に信頼し、主のことばを守り、主に尋ねつつ歩みましょう。 (吉持日輪生)
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