関わり続けてくださる神さま2022年07月31日

アハズヤは、サマリアにあった彼の屋上の部屋の欄干から落ちて重体に陥った。彼は使者たちを遣わし、「行って、エクロンの神、バアル・ゼブブに、私のこの病が治るかどうか伺いを立てよ」と命じた。           列王記第二 1章2節

 上記、列王記第二1章2節冒頭に登場する「アハズヤ」は、イスラエル(北王国)のアハブ王の息子で、アハブ王の次にイスラエル(北王国)の王となった人物です。前章にこのように記されていました。

アハブの子アハズヤは、ユダの王ヨシャファテの第十七年にサマリアでイスラエルの王となり、二年間イスラエルの王であった。彼は主の目に悪であることを行い、彼の父の道と彼の母の道、それに、イスラエルに罪を犯させた、ネバテの子ヤロブアムの道に歩んだ。              列王記第一 22章51~52節

 アハズヤ王は、父、アハブ王、母(イゼベル)の姿を見てきたからこそ、その道しか歩めなかったのでしょう。冒頭で引用した2節でも「行って、エクロンの神、バアル・ゼブブに、私のこの病が治るかどうか伺いを立てよ」と語るアハズヤ王の姿も、前章で学んだ「まず、主のことばを聞こうとする」経験をしてこなかったゆえに、そうなってしまうのかと思わされます。
 しかし、そのようなイスラエル(北王国)に神さまは、あきらめず預言者を通して関わり続けます。「そのころ、主の使いがティシュベ人(預言者)エリヤに告げた」(列王記第二1章3節)とある通りです。その先の預言者エリヤとアハズヤ王から派遣される「五十人隊の長と部下五十人」の3回に及ぶ関わりには、すさまじさを感じます。父なる神さまの「関わり続ける情熱」と「気付かせるための激しさ」が強く現れています。
 「列王記」は、名前の通り、イスラエル(北王国)とユダ(南王国)に立てられる王さま列伝でありますが、それは同時に神さまが、当時のイスラエル(北王国)とユダ(南王国)に預言者を通して関わり続けられた預言者列伝でもあります。列王記第二1章で、預言者エリヤとアハズヤ王との激しい関りを記した列王記は、次回取り上げる列王記第二2章で、預言者エリヤから預言者エリシャへの働きの継承が記されていきます。
 このように関わり続けてくださる神さまは、今も私たちがどんなに罪の中にはまってしまっていても、様々な方法で、私たちに情熱と激しさをもって関わり続けてくださいます。今週も、そのような神さまに目をとめながら悔い改めと従順をもって歩みましょう。 (吉持日輪生)

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