素直に悔い改めよう2022年07月17日

彼(アハブ王)は、主がイスラエル人の前から追い払われたアモリ人がしたのと全く同じように、偶像につき従い、非常に忌まわしいことを行った。アハブはこれらのことばを聞くとすぐ、自分の外套を裂き、身に粗布をまとって断食をした。彼は粗布をまとって伏し、打ちひしがれて歩いた。そのとき、ティシュベ人エリヤに次のような主のことばがあった。「あなたは、アハブがわたしの前にへりくだっているのを見たか。彼がわたしの前にへりくだっているので、彼の生きている間はわざわいを下さない。しかし、彼の子の時代に、彼の家にわざわいを下す。」
                   列王記第一 21章26~29節

 アハブ王は、先週も触れた通り「彼以前のだれよりも主の目に悪であることを行なった」(列王記第一16章30節)王さまでしたが、感受性の豊かな人物だったのかもしれません。列王記第一21章冒頭に記されている「イズレエル人ナボテのぶどう畑」の件でも、ゆずってもらえないと分かると「アハブは寝台に横になり、顔を背けて食事もしようとしなかった」(列王記第一21章4節)とありました。また「今わたしは、あなたにわざわいをもたらす」(列王記第一21章21節)と言われると、上記冒頭引用箇所のように「自分の外套を裂き、身に粗布をまとって断食をした。彼は粗布をまとって伏し、打ちひしがれて歩いた」とあります。
 この、子どものような心を持っていたアハブ王に神さまも目をとめられます。「あなた(預言者エリヤのこと)は、アハブがわたしの前にへりくだっているのを見たか。彼がわたしの前にへりくだっているので、彼の生きている間はわざわいを下さない」(列王記第一21章29節)とある通りです。

まことに、あなたがたに言います。子どものように神の国を受け入れる者でなければ、決してそこに入ることはできません。     マルコの福音書10章15節

主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ 霊の砕かれた者を救われる。
詩篇34篇18節

 今週も、「子どものように」「心の打ち砕かれた者」「霊の砕かれた者」として、日々素直に悔い改めて歩みましょう。     (吉持日輪生)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mikotoba.asablo.jp/blog/2022/07/17/9509765/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。