主に信頼することを失う時2022年05月15日

王(レハブアム)は民に厳しく答え、長老たちが彼に与えた助言を退け、若者たちの助言どおりに彼らに答えた。「私の父がおまえたちのくびきを重くしたのなら、私はおまえたちのくびきをもっと重くする。私の父がおまえたちをむちで懲らしめたのなら、私はサソリでおまえたちを懲らしめる。」
                     列王記第一 12章13~14節

 この章からイスラエル王国が、北王国と南王国に分かれていきます。この時代は、登場人物の整理が必要なので、なるべくその情報も紹介しながら、読み進めたいと思います。
*レハブアム:ソロモン王の子で、ソロモン王の後継王、イスラエル南王国の王となる
 ヤロブアム:イスラエル北王国の最初の王、民を偶像崇拝にと進ませた王

 さて上記聖書箇所は、ソロモン王の後継者となったレハブアム王が、ソロモン王時代からの長老たちの助言よりも、自分とともに育った若者たちの助言に従った個所です。結果的にこの判断が、イスラエルの国を北と南に分裂させることになりました。けれども、このイスラエル王国が南北に分裂することは、列王記第一11章に記されていました。

ヤロブアムに言った。「十切れを取りなさい。イスラエルの神、主はこう言われる。『見よ。わたしはソロモンの手から王国を引き裂き、十部族をあなたに与える。
                          列王記第一11章31節

 しかし、このように神さまによってイスラエルの10部族を託されたヤロブアムでしたが、12章後半を読み進めると、イスラエルの民を偶像崇拝にと強く向かわせてしまうことになります。そのような間違った道に民を進める原点は、神さまへの信頼を失った、自分の知恵による保身からでした。

この民が、エルサレムにある主の宮でいけにえを献げるために上ることになっているなら、この民の心は彼らの主君、ユダの王(南王国)レハブアムに再び帰り、彼らは私を殺して、ユダの王レハブアムのもとに帰るだろう。       列王記第一12章27節

 全能なる神さまへの信頼を失い、自分の身を自分の知恵で守ろうとする時、人の歩みは混沌としていきます。今週も神さまに信頼して歩みましょう。(吉持日輪生)

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