神さまの目と心2022年04月24日

主は彼に言われた。「あなたがわたしの前で願った祈りと願いをわたしは聞いた。わたしは、あなたがわたしの名をとこしえに置くために建てたこの宮を聖別した。わたしの目と心は、いつもそこにある。           列王記第一 9章3節

 「わたし(神さま)の目と心は、いつもそこに(宮)にある」。このことばは、ソロモン王の時代だけに有効なものだったのでしょうか。そうではありません。2022年の今も変わることなく、「神さまの目と心」は、エルサレムの神殿に向けられています。私たちは、そのことを次のことから知ることができます。一つは、「エルサレム」という町が今も存在していること。もう一つは、そこに神殿があり、今も「祈りの場所」(「嘆きの壁」のこと)で、聖書の神さまへの祈りが献げられ続けていることです。
 しかし、新しい契約、つまり神さまと私たちとの、主イエス・キリストによる契約の中にあって、このことばの適応は、さらに広げられました。

あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。           コリント人への手紙第一 3章16節

あなたがたは知らないのですか。あなたがたのからだは、あなたがたのうちにおられる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたはもはや自分自身のものではありません。                 コリント人への手紙第一 6章19節

 私たちのからだは「神の宮」であり、「聖霊の宮」です。だからこそ神さまは、私たち一人ひとりに「神さまの目と心」を注いでいてくださるのです。70億人以上いる一人ひとりに「目と心」を向けることができるのは、神さまが全能だからです。そして一人ひとりに「目と心」を向けられる神さまは、宇宙にも「目と心」を向けられ、統制をとっておられます。それができるのも、神さまが全能だからです。
 今週も、全能なる神さまの目と心が私に向けられていることを覚えつつ、日々そのような神さまに祈りを献げつつ、知恵をいただいて歩みましょう。(吉持日輪生)

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