海辺の砂のように2022年03月20日

ユダとイスラエルの人々は海辺の砂のように多くなり、食べたり飲んだりして、楽しんでいた。              列王記第一 4章20節

 上記聖書箇所に記されている「海辺の砂のように」という表現は、列王記第一4章に2回、上記20節と29節に登場します。

神は、ソロモンに非常に豊かな知恵と英知と、海辺の砂浜のように広い心を与えられた。                 列王記第一 4章29節

 しかし、この「海辺の砂のように」という表現で、より多くの方々の印象に残っているのは、アブラハムが、神さまから命じられ、ひとり息子イサクを献げようとする個所です。神さまは、そこまでするアブラハムの信仰を見、祝福され、次のように語られました。

確かにわたしは、あなたを大いに祝福し、あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のように大いに増やす。あなたの子孫は敵の門を勝ち取る。
       創世記 22章17節

 この3個所の「海辺の砂のように」の使い方を見ると、「数」の祝福だけでなく、「広さ」の祝福としても用いられていることがわかります。
 私たちも信仰によって、神さまがアブラハムに語られた「海辺の砂のように」という「数」的な祝福をいただくだけでなく、ソロモンが祈りを通して「海辺の砂のように広い心」を与えられたように、信仰と祈りをもって、「数」的にも、「広さ」的にもあふれるばかりの恵みをいただいて、今週も歩みましょう。(吉持日輪生)

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