ダビデのように具体的に祈り、具体的に従おう2021年10月10日

① ダビデは主に伺った。         サムエル記第二5章19節(冒頭)
② ダビデが主に伺うと、主は言われた。  サムエル記第二5章23節(冒頭)

 ダビデは、この章でイスラエルの王となりますが、これまでと変わることなく「主に伺う」姿勢を貫いています。
 しかも①のお伺いに対する主なる神さまの返答は、「攻め上れ。わたしは必ず、ペリシテ人をあなたの手に渡すから」(19節)。それに対して②のお伺いに対する主なる神さまの返答は、「上って行くな。彼らのうしろに回り込み、バルサム樹の茂みの前から彼らに向かえ。バルサム樹の茂みの上で行進の音が聞こえたら、そのとき、あなたは攻め上れ。そのとき主はすでに、ペリシテ人の陣営を討つために、あなたより先に出ているからだ」(23~24節)とあります。
 これらのダビデと神さまとのやり取りを読みながら、神さまが、ダビデに対して常に明確に、そして具体的に答えてくださっていることを感じます。その理由は、恐らくこれまでダビデが、神さまに信頼し、神さまの返答に従ってきたからでしょう。素直に神さまに伺い、それに対する神さまからの返答に素直に従うダビデに、主なる神さまも、常にはっきりと、さらに具体的に答えてくださっているのでしょう。
 このようなダビデと神さまとの関係を読みながら、私はどうなのだろうかと考えさせられます。私の祈りに対する神さまからの返答が、ダビデに対するように明確でなく、具体的でないのは、これまでの私と神さまとの関係が、表面的なものとなっていたからなのかもしれません。
 そうであるならば、私たちもダビデのように具体的に祈り、具体的な返答をいただき、具体的に実行していく歩みを重ねていきたいと思います。
 今週も具体的に祈りつつ歩みましょう。          (吉持日輪生)

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