神さまとの強くて濃いつながり2021年01月17日

さて、ナオミには、夫エリメレクの一族に属する一人の有力な親戚がいた。その人の名はボアズであった。             ルツ記2章1節

 「ボアズ」という名前の意味には、「強さ、濃さ」などの意味があるようです。まさにルツ記2章を読んでいるとボアズの「強さ、濃さ」に気づかされます。
 冒頭に引用した1節に「有力な親戚」とありますが、まさにナオミにとって「濃い」親戚でした。そのことは、次の個所からも見えてきます。

ナオミは嫁に言った。「生きている者にも、死んだ者にも、御恵みを惜しまない主が、その方を祝福されますように。」ナオミは、また言った。「その方は私たちの近親の者で、しかも、買い戻しの権利のある親類の一人です。」    ルツ記2章20節

 ここにある通り「ボアズ」は、「近親の者」で、「買い戻しの権利のある親類」という「濃い」親戚でした。しかも「買い戻しの権利がある」だけでなく、ボアズには、買い戻すことのできる「強い」経済力もあったことが、ルツに対する対応から伝わってきます。
 またこのような「ボアズ」との出会いを神さまが導かれたことを思う時、そこにナオミとルツに対する神さまとの「強い、濃い」つながりが現わされているようにも思えます。

強くあれ。雄々しくあれ。彼らを恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主ご自身があなたとともに進まれるからだ。主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない。           申命記31章6節
 
 旧約聖書の時代から聖書の神さまと私たちの関係は、上記聖書箇所の通りです。神さまは、いつも私たちにとって「主はあなたを見放さず、あなたを見捨てない」神さまです。
 今週も、そのような神さまとの「強い、濃い」絆で結ばれていることを覚えつつ、平安をもって歩みましょう。    (吉持日輪生)

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